1997年公開。
出演:ジョン・トラボルタ、ニコラス・ケイジ、ジョアン・アレン、ジーナ・ガーション
ジョン・ウー監督
トロイに息子を殺されたショーンは、6年後ようやくトロイを逮捕する。逮捕後、トロイに爆破計画がある事を知ったFBIは、ショーンに潜入捜査を命ずる。その方法が、フェイス・オフ。
顔を切り取って移植し、体型も似せてしまうという・・・この部分はSF。
この計画を知っていたマルコム医師、ティト、ホリスはトロイに殺されてしまい、潜入先で味方を失ってしまったショーン。ショーンの顔と体型を手に入れたトロイは、ショーンとして仕事をし、ショーンの家で生活をしながらショーンへの復讐の機会を狙う。
トロイの姿をしたままで、ショーンがショーンであることを証明出来るのは妻のイブだけ。告白のニコラス・ケイジとその告白を受けるジョアン・アレンのシーンは見事!
また。逆に、厭らしさ満開のジョン・トラボルタの演技も素晴らしい!
そんなニコラス・ケイジとジョン・トラボルタの演技を受けた、ラストシーンのトラボルタの笑顔は涙が出てくるほどに素敵な笑顔です。
脇役に「ジョンQ」や「きみに読む物語」「私の中のあなた」など監督として有名なニック・カサヴェテスが出ています。ジーナ・ガーション演じるサーシャのお兄さんディートリッヒ役なのですが、さすがの演技にほれぼれします。
FBIの襲撃にも顔色一つ変えず銃を手にする様子とか、最後まで妹に気遣う様子とか。