1997年公開。
出演:マット・ディロン、ゲイリー・シニーズ、ウィリアム・フィクナー、ヴィゴ・モーテンセン、フェイ・ダナウェイ
ケビン・スペイシー初監督作品
ケビン・スペイシーの持つ異色な雰囲気が全体に流れている作品で、マット・ディロンを筆頭に、出演者も個性派俳優たちばかりという異色な顔合わせ。
「CSI:ニューヨーク」に現在も出演中のゲイリー・シニーズ。「プリズン・ブレイク」でマイケルを追い詰めるFBI捜査官を演じていたウィリアム・フィクナー。「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルン役で有名になったヴィゴ・モーテンセン。
ほかに、フェイ・ダナウェイ(「ジャンヌ・ダルク」「俺たちに明日はない」)、ジョン・スペーサー(「交渉人」)、スキート・ウールリッチ(「アーマード 非武装地帯」)
強盗に失敗したドヴァ、マイロ兄弟と友人のロー。警察官を殺してしまった三人は、近くのバーに立てこもったが、別の銃器密輸犯を追っていた警察に包囲されてしまう。出口は一つ。人質は5人。
誰もが無事にそこを出ることを祈り、繰り広げられる心理戦を描いた密室サスペンス。
押し入った三人の意見の違いから起こる諍いやいがみ合い。説得しようとする人質の言うことには耳を貸すこともできないまま、さらに起こる悲劇。
その結末は、当たり前のように起きたのか。偶然の結末なのか?
否応なく犯してしまった罪に口を閉じる、生き残った三人・・・・。